17日放送のフジテレビ系「バイキング」は、波紋を呼んでいる妊婦加算制度について取り上げた。

 同制度に巡っては、自民党の会合で小泉進次郎厚労部会長(37)が「容認できない」と一刀両断し、妊婦加算の自己負担分を廃止する方針を示した。

 コンタクトレンズの処方など妊娠と関係ない場合でも診療費が上乗せされることに世間でも疑問の声が高まっていた。

 一方、妊婦負担を国費でまかなうとすれば、年間10億円が必要と算出されている。

 元宮崎県知事の東国原英夫(61)は「『10億ぐらい出さんかい!』って話ですよ。ボクいつも思うんですけど、高齢の方たちに手厚すぎると思います、社会保障費が。もうちょっと現役世代、子を生み育てる世代に予算は回したほうがいい。小泉さんのポケットマネーでいける、こんなの」と指摘。

 MCの坂上忍(51)は「今、東さんが言ったことってかなり大きいと思う。やっぱお年寄りに手厚いというのも、選挙が見え隠れするような気がしちゃいますし」とうなずいた。