漫才師おかけんた “暴言”吐いた後輩に苦言と助言「名誉挽回を考えるチャンス」

2018年12月12日 12時46分

アートフェスをPRしたおかけんた

 漫才師のおかけんた(57)が12日、大阪市の阪神百貨店で開催中の「OSAKA ART FES2018@梅田 Hanshin」(18日まで)のプレス向け説明会に登場した。

 会場の一角には、約80人の吉本若手芸人が“夢”をテーマに制作した作品100点以上が並べられ、展示・抽選販売される。

 部屋の模様替えからアートにはまり、京都国際映画祭のアートプランナーも務めるけんたは「芸人に自分で値段をつけてもらいました。それがお客様に売れて、今度は『ネタも頑張ろう』と舞台で頑張ってくれればいい。もし、その芸人が売れればアートに価値が生まれる。芸人にはその価値観を分かってもらいたいし、お客様にもぜひ作品を持っていただきたい」と話した。

 作品の中には「M―1グランプリ2018」王者「霜降り明星」らの作品も並ぶが、けんたのお気に入りは「アインシュタイン」稲田直樹(33)の作品で「(ルーチョ)フォンタナという芸術家がいるんですが、知らずに同じような作品を作った。勇気に拍手ですね」と称賛した。

「M―1」といえば、「とろサーモン」の久保田かずのぶ(39)と「スーパーマラドーナ」の武智正剛(40)が、審査員を務めた上沼恵美子(63)に暴言を吐き、大騒動となった。

「ダウンタウン」「ハイヒール」らと同じNSC1期生であり、故岡八朗さんの弟子でもあったけんたは、後輩が騒動になっていることについて「先輩でこんなこと言うのもなんなんですけど」と苦笑しながらも「親への感謝って、ある程度の年齢にならないと分からないですけど、舞台への感謝やテレビに出れるまでの感謝というような献身的なものも、気付くのに時間がかかるんです。そういうものが身についてくると芸にも出てくると思うんですが、まだまだ突っ張ってる。世間一般的にも献身っていうものが今、皆さんに欠けてるのかなと思いますね」とバッサリ。

 一方で、「芸人っていうのはオンリーワンですし、内に秘めたものは持っててほしい。今までも価値を下げた芸人さんはたくさんいると思いますけど、名誉挽回して価値を上げるにはどうしたらいいかを考えるチャンスでもある。芸人の道って答えはないんですけど、それに向かって歩いてもらいたいなというのが、芸歴37年目の僕がすごく思うことですね」とも語った。