高須クリニックの高須克弥院長(73)が11日までにツイッターを更新。日本体操協会の発表に異を唱えた。

 リオ五輪女子代表の宮川紗江(19=高須クリニック)が塚原千恵子女子強化本部長(71)と夫の塚原光男副会長(70)からパワハラを受けたとして告発した問題で、協会は第三者委員会の調査結果を受け、パワハラの事実はなかったと結論づけた。「無罪」となった塚原夫妻は一時職務停止処分を解除された。

 これに対し、騒動後から宮川をサポートしている高須院長は「被害者が不快や苦痛を感じるのがハラスメントです。第三者にはわかりません。被害者の宮川紗江選手はコーチのスパルタ式指導をハラスメントと感じていません。塚原夫妻の指導にハラスメントを感じているのです。本当に選手ファーストなら被害者を救済し、現状復帰すべきだと思うのですが・・・」と主張。

「何故『なかった』結論になるのかな?」と疑義を突きつけた。

 ハラスメントの定義について重ねて触れ「セクハラもパワハラもハラスメントは被害者の心情だよ。第三者が被害者の心情を理解できるのか?すごく変だと感じるのは僕だけかな?」と訴えた。

 宮川には「頑張って 紗江ちゃん。かっちゃんがついてるよ」とエールを送った。