教育評論家の尾木直樹氏(71)が7日、ブログを更新。「角界の暴力!」と題し、モンゴル出身の幕内貴ノ岩(28=千賀ノ浦)が冬巡業中に、付け人に暴行を働いた問題に言及した。

 貴ノ岩は昨年、元横綱日馬富士(34)から暴行を受けた被害者。取り下げたとはいえ、約2400万円の損害賠償を求め、民事提訴までした男がまさかの加害者となった。

 尾木ママは「貴ノ岩の付き人への暴力は極めて残念 角界暴力問題根深いですねーー 被害者が加害者になるなんてーー」とため息をついた。

「【かわいがり】と言われ暴力は当たり前だった体質 協会の閉鎖体質を大胆に開放的に切り替えないと暴力空気の刷新は難しいのかもしれないです」と、暴力を完全になくすためには角界全体の意識改革が必要と指摘した。

 貴ノ岩の今後については「〈引退〉避けられないかもしれないです!」とつづり、無念の気持ちを吐露。

「協会の体質改善見守りたいです!」と不祥事が絶えない日本相撲協会に訴えた。