今年最も検索数が急上昇した人物を表彰する「Yahoo!検索大賞2018」(ヤフー株式会社主催)が5日、都内で行われ、俳優部門は中村倫也(31)が受賞した。

 中村は今年、永野芽郁(19)がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」でブレークしたが、ここ最近は常に何本も現場を掛け持ちするなどドラマ、映画、舞台に引っ張りだこ。どんな役もこなす“カメレオン俳優”と評判だ。

 中村は「現場で芽郁ちゃんと一緒だった。(役柄の2人が)付き合っちゃえばいいのにねと話していた」とエピソードを明かした。この時、なんと4本同時に収録に臨んでおり、全く別の役柄を同時並行でこなしていた。

「ただセリフを覚えて(現場に)行くだけ。実はキャリアが14~15年あり、最近は演じる役柄が狭まっている。昔はシェークスピア作品の女形やハリネズミ人間を演じていた。人間の男性に限定されただけでも、だいぶ狭まったと思う」という。

 だが、のしかかるプレッシャーはかなりのもの。「無心になってウサギの動画を見て、気がつくと夜中3時ということがある。ハムスター2匹と古代魚を飼っており、動物全般が好き」とペットとの触れ合いが癒やしになっているようだ。

 さらに「ゴルフをやってみたい。道具を買い揃えようと知り合いに聞いている段階。自然の中でプレーしてみたい」と今後の抱負を語ると、司会の今田耕司(52)は「僕は2回しか行ったことがない。ダウンタウンの浜田雅功さん(55)と行ったら緊張しっぱなしで、トラウマになってしまった」と笑わせた。

“結婚できない男”今田は、大人気の中村について「飲み会やると言うたらナンボでも来るよ、今は。絶対、同席したくない」とうらやみつつ、好きなタイプを尋ねた。

 中村は「タイプがわかんなくなってきた。なんかあったんだろうけど、僕のことを好きでいてくれさえすればいいやとこだわりが減ってきた」と苦笑い。今田は「確かに普通はそうなるんでしょうね。僕は52でまだこだわりがある。こうならないように気をつけて」と自虐的にアドバイスを送った。