ユーモアで貢献し、世の中に明るい話題を提供した人に贈られる「ゆうもあ大賞」の授賞式が5日、都内で行われ、俳優・舘ひろし(68)、女優・戸田恵子(61)、プロ野球ソフトバンク・王貞治球団会長(78)が受賞者として出席した。

 舘は主演映画「終わった人」でモントリオール世界映画祭最優秀男優賞を受賞したのに続いて、今年2度目の表彰となった。「賞状を頂けたのは小学生以来。どちらがうれしい? こちらの方でしょ。オプティミストですから。もう少しマジメにと言われます」と笑顔。さらに「(マジメで知られる)王監督の爪のあかを…」と続けると、すぐさま王会長から「窮屈だから、やめた方がいいですよ」と“忠告”を受けた。

 そんな王会長は今年、ソフトバンクが日本一になったほか、プライベートでも再婚を発表と公私ともにうれしいことが続いた。「ユーモアって自分に遠いところにあると戸惑っていたのですが、皆さんに励ましていただいて、出席できて良かったなと思います」。“新婚生活”については「新婚って感じは全然ないんですけど、一人でできないことがあるじゃないですか。2人でカバーし合って。正直なところ、結婚してよかったなと」と明かした。

 戸田は「これからもコメディエンヌと呼ばれることを喜びに、頑張っていきたいと思います」と話した。