村上佳菜子 紀平梨花のGPファイナル表彰台に太鼓判「完璧にこなしたら無敵」

2018年12月04日 16時12分

村上佳菜子

 ソチ五輪日本代表のプロフィギュアスケーター・村上佳菜子(24)が4日、都内で行われたPEANUTS SPORTS「#チャーリーブラウン選手権 優秀作品授賞式」に出席した。

 子供が一生懸命頑張る姿を表彰するイベントに、村上は「私は天才ではなかったので、いつサボろうかといつも考えていた。でも、試合でうまくいった喜びが何物にも代えがたかった。それで続けられたのかな。今まで選ばれる側だったので、賞を選ぶ側にいるのは変な感じがする」と苦笑い。

 子供に囲まれ「将来、幸せな家庭を築きたい。でも、子供にはスケートをやらせないと思う。子供にこんなに苦しいことをやらせると、私も鬼になってしまうと思う。なるべくやらせない方向に持っていき、ほかのことをやらせたい。どうしてもといえば、その時は分からないけど」と語った。

 ジュニア時代に世界一に輝きながらも、体の不調などで思い通りの結果が出なかった時期もある。つらい日々を耐え抜いただけに、我が子にはそんな苦労をさせたくないという思いがあるのだろう。

 フィギュア界では今週末に大一番が控えている。世界のトップ6選手がしのぎを削る「グランプリファイナル」(7~9日、カナダ・バンクーバー)だ。日本からは宇野昌磨(20)、紀平梨花(16)、宮原知子(20)、坂本花織(18)が出場する(羽生結弦はケガのため欠場)。

 クリスマスに全日本選手権の解説を務める村上は「女子はロシア3(トゥクタミシェワ=21、ザギトワ=16、サモドゥロワ=16)、日本3できれいに分かれている。やっている選手は大変だろうが、見ている側は面白い」と日本勢の活躍に期待した。

 特に注目しているのは、シニア入りしてすぐグランプリシリーズで2連勝した紀平だ。「シニア1年目は滑りにジュニアの名残があるものだが、彼女はジャンプも滑りもシニアに負けていない。完璧にこなしたら無敵だと思う。ただ、宮原、坂本の両選手にもそれぞれの魅力がある。誰が表彰台に乗ってもおかしくないので、ドキドキワクワクする」とか。

 もちろん、昨春まで現役だっただけに、紀平とも交流がある。まぶたに焼きついているのは一人、リンクで懸命に練習する姿だったという。「ジュニアのころは練習でトリプルアクセルを跳びながらも、試合ではなかなか成功しなかった。そのころの成果が今やっと出てきたのかな」と目を細めた。

 自らも芸能界での成長に余念がない。バラエティー番組に引っ張りだこの中「ここまでこなしてきたから見えた課題がある。タレントさんや芸人さんと比べ、私は体で表現するのは得意だが、言葉が詰まってしまう。感情を言葉にできるように勉強したい」とさらなる成長を誓った。