赤木春恵さん葬儀 橋田寿賀子さん「私のドラマに欠かせない存在に」

2018年12月04日 16時30分

 11月29日に心不全のため94歳で亡くなった女優の赤木春恵さん(本名・小田章子)の葬儀が4日、東京・杉並区の築地本願寺和田堀廟所で営まれた。

 赤木さんは1940年に松竹ニューフェースとして映画デビュー。大映、東映と移籍。59年、東京へ活躍の場を移すきっかけになった故森繁久彌さんの「自由劇団」に参加し、名脇役としてテレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の姑役や「3年B組金八先生」の校長先生役でお茶の間の人気を博した。

 戒名は「圓優院釋尼春慧(えんゆういんしゃくにしゅんえ)」。葬儀委員長を務めたテレビプロデューサーの石井ふく子さんが祭壇の前に立つと、「ママ、ママ、橋田先生はすごく悲しんでおられます」と脚本家の橋田寿賀子さんの弔辞を代読した。

 橋田さんは「いつの間にか私のドラマには欠かせない存在になっていました。長くお目にかかれなかったことは心残りですが、いまは森光子さんと楽しい再会の時を過ごされているのではないでしょうか」と、赤木さんと大親友の森光子さんとの天国での再会に思いを巡らせた。

 ひつぎには孫たちからの手紙、知人が作ったおひなさま、孫と犬の写真、楽屋で使っていた森光子さんとお揃いの楽屋着、好物のおせんべいなどが入れられた。

 多くの俳優たちから「ママ」と慕われた大女優だった。