アイドルグループ「NMB48」植村梓(19)が3日、グループの活動を辞退することを発表した。

 関係者によると、植村から「NMB48の活動を辞退する」との申し出があり、3日付で受理。卒業公演はなく、マネジメントも終了となるため、今後については未定だという。

 植村は「いつも応援して下さっている皆様」と題したコメントを発表。「私、植村梓は、NMB48の活動を辞退させていただきます。このように突然、文章でお伝えするような形になり申し訳ございません」と謝罪しした。

 約4年のアイドル活動については「思い返すとあっという間で、悔しいこともたくさんあったけど、それ以上に皆さんからうれしいこと、幸せな気持ちになることをたくさん頂きました。これまでアイドルらしくない、ありのままの姿で活動してきましたが、そんな私を受け入れてくださり、輝かせてくださり、愛していただき、本当に感謝しています」と振り返った。

 植村は2015年、3000人が応募した「ポスト山田菜々オーディション」を勝ち抜き加入。16年からは本紙・大阪版「大阪スポーツ」で「AZUSA QUEST」を連載し、山田の妹・寿々と自分の得意ジャンルを捜し求めてきた。

「1人でNMBに加入させていただいたので、同期のメンバーはいませんでしたが、みんなの支えがあったからこれまで頑張ってこれました。この日々の中で後悔することは何もありません。皆さんのことが大切で大好きなので、たくさん悩みましたが、私は自分がやりたいこと、進みたい道を決めて信じることにしました。その道を進んで、皆さんに恩返しできるように、皆さんにまた会えるように頑張ります」と決意表明すると「今までもこれからも本気で皆さんのこと愛してます。私のこと好きでいて下さいね。本当に本当にありがとうございました」と締めくくった。