9頭身モデルの菜々緒(30)が28日、都内で行われたディズニー映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」(12月21日公開)のPRイベントに、共同でメガホンを取ったリッチ・ムーア監督、フィル・ジョンストン監督らと出席した。

 作品にはディズニーの歴代プリンセスをはじめ、マーベルやスター・ウォーズ・シリーズのキャラクターが登場して話題を集め、全米初登場1位と絶好のスタートを切った。

 ディズニー作品で初めて吹き替えを担当する菜々緒は「英語と日本語はリズムや抑揚が違う。自分の日本語をどうマッチさせるか考えた」とコメント。

 ムーア監督から劇中で披露した歌声を「歌手ではないと聞いていたが、すぐに歌手デビューできるほどの歌声。まるでプロ。本音だよ」とベタボメされると「うれしいような恥ずかしいような。本当かなと怪しむ気持ちもある」と苦笑した。

 続けて「いつも自分の嗅覚、五感、第六感を大事にして、この仕事はできる、やらないほうがいいと判断している。今回もこの嗅覚で引き受けた」と仕事に対するポリシーを明かすと「舞台をやったことがないので、いずれ機会があれば挑戦したい」とさらなる野望を口にした。

 映画はインターネット世界への冒険を通し、才能豊かな少女・ヴァネロペと相棒・ラルフとの友情を描く。劇中に登場する大都市は東京とニューヨークをモチーフに描かれ、LINEや楽天、docomo、Yahoo!、Googleなど実在のIT企業も多数登場する。会見には「リロ&スティッチ」「ズートピア」などで知られる敏腕プロデューサーのクラーク・スペンサー氏も出席した。