28日放送のフジテレビ系「とくダネ!」は、大相撲の元貴乃花親方(元横綱)の花田光司氏(46)と元フジテレビアナウンサーの景子さん(54)の離婚について特集した。

 夫婦仲がこじれた背景には、靴職人の長男・花田優一(23)の進路を巡り、夫婦の間で確執があったとされている。優一は高校卒業後、イタリアで靴職人になるための修業を積んだが、経験が浅いままタレント業との二足のわらじを履き続けている。

 職人肌の花田氏は中途半端な形の優一に本業専念を勧めたが、景子さんはタレント業をバックアップ。父のネームバリューを生かすことにも賛成だったという。

 相撲取材歴31年の横野レイコリポーター(56)は「職人を志したんだから、そこは10年、20年たったら『このいい靴は誰が作ったの?』『貴乃花の息子さんなんだって』っていう形が、親方としては望ましかった」と話し、優一の現状が花田氏が描く未来とはかけ離れていたことを指摘した。

「それは、ひいては相撲部屋の師匠としては弟子たちへの示しもつかない。『靴の修業を3年ぐらいで何十万(円)の靴を作れるのか』っていう思いがあって、その怒りが多分、お母さんである景子さんに『オマエどういう考えなんだ』ということでの衝突っていうのは確かにあった、と聞いています」と花田氏の胸中を代弁し、確執を呼び込む一因になったことを示唆した。