お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代(39)とビューティークリエイターのTAKAKO氏が27日、東京・千代田区の書泉グランデで同氏の著書「もう常識にはとらわれない!50歳からのいい女」の出版記念イベントを行った。

 TAKAKO氏は、18歳からロンドンやニューヨークのカルチャー最前線で活躍。世界のセレブや芸能人たちのヘアメークアーティストを担当してきた第一人者だ。今回の著書は、女性が年を重ねるごとに人生を楽しめるメーク術のバイブル本。そしてこの日、しずちゃんをいい女に変身させることになった。

 早速、目の下にパープルのアイラインを入れられ、3段階に分けたチークの入れ方などを伝授される。あれよあれよという間に“モテ女メーク”が完成した。

 鏡を見て「いい女になりましたね~、目が色っぽい。気分が変わりますよね」とすっかりご機嫌。「このメークをして富士山の頂上とか普段、出会わなさそうなシチュエーションで理想の男性と出会いたいですね。どんな男性? 肉体はたくましくなくても生きるたくましさを持っている人」と早くも妄想を膨らませた。

 舞台で漫才をやるときは「15分ぐらいでパパッとやる程度。入念にメークするのはボクシングをやっていたときぐらい」だという。「青あざを消すためなんですよ。一日3回出番があると、間が1時間半ぐらい空くんです。その間にスパーリングすると、ボコボコになって次の出番を迎えるので(相方の)山ちゃんが怒るんです(笑い)」

 TAKAKO氏から「山ちゃんから今回のメークを褒められるのでは?」と聞かれると「山ちゃんが褒めることは絶対ない」と断言。その上で「トトロが頑張ってメークしたとか言いそう」と相方の評価は不要だと言わんばかりだった。