日テレがテレ朝に宣戦布告!? 米倉涼子(43)がヒロインを演じ高視聴率を叩き出しているテレ朝の人気ドラマ「リーガルV」に対して、日テレも来年1月から放送予定の土曜ドラマは“リーガル”もので勝負する。

 タイトルは「イノセンス~免罪弁護士~」(仮題)。有罪率99・9%を誇る日本の刑事裁判において、冤罪(無実の罪)を証明していく弁護士の物語だ。主演に抜てきされたのは人気若手俳優の坂口健太郎(27)だ。

「坂口は執念と情熱、そして科学を武器に冤罪を証明する弁護士・黒川拓を演じる。黒川は絶対に冤罪を許さない。ナゼなら、父親が無実の罪で収監され獄死した過去を引きずっているから。リーガルものとしてはかなり本格的なドラマですよ」とは制作会社スタッフ。

 同ドラマでヒロインを演じるのは川口春奈(23)。他に藤木直人、草刈正雄らが脇を固める。

 そもそも日テレは今、尻に火がついた状態。現在放送中のドラマ「獣になれない私たち」(水曜日)、「ドロ刑―警視庁捜査三課―」(土曜日)、「今日から俺は!!」(日曜日)の3つはすべて視聴率不振で青息吐息。さらにダメ押しとなったのが人気番組「世界の果てまでイッテQ!」に発覚したヤラセ問題。「少しずつですが、日テレから視聴者が離れだしている。これを何としても食い止めたいんです」

 それだけではない。ご存じの通り、先月、日テレは月間平均視聴率3冠(全日・ゴールデン帯・プライム帯)の連続記録を58か月でテレ朝に止められた。

「そんな因縁があるので、成功しているテレ朝の米倉主演ドラマを意識したんです。もうなりふり構ってられないですからね」(事情通)

 果たして、日テレは新ドラマ「イノセンス――」で高視聴率をゲットしてテレ朝にリベンジできるか――。