23日放送のフジテレビ系「バイキング」は、元芸能事務所の従業員男性が煮立った鍋に顔を突っ込まれたなどとして、社長のY氏を刑事告訴した話題を詳報した。
 
 男性は2015年12月の忘年会でY氏に煮えたぎる鍋に顔を押し込まれ、大やけどを負った。

 Y氏は社長の職を辞したが、MCの坂上忍(51)は「社長の座を退いたからって済む話でもないと思う」と犯した罪の凶悪さを指摘した。

 Y氏は男性の事務所退社後も同じ業界での仕事ができないよう「出るとこ出るよ」などと脅しをかけたとされる。

 タレントの橋本マナミ(34)は「本当にやめてほしいと思う。これはパワハラですから。傷害事件だから、そういう筋合いはないですよね」と芸能界がひとくくりにされかねない不祥事に不快感をにじませた。

 一方、元宮崎県知事の東国原英夫(61)は事件から3年後に訴えを起こした被害男性について「もうちょっと行動を早くするべきだった」との見方を示した。

 男性は所属タレントへの影響を考慮し、法廷闘争に踏み切れなかったことを理由に挙げたが「今、訴えを起こしたというのは『ほかに理由があるんじゃないかな』と思ったりする。もうちょっと早く改善すべき」とパワハラ被害以外に動機がある可能性に言及した。