膀胱がんの治療で今月末から長期休養に入るキャスターの小倉智昭(71)が22日、東京と名古屋の“ダブルヘッダー”を精力的にこなした。

 小倉はこの日、フジテレビ系「とくダネ!」出演後、名古屋に移動。夕方から応援団長を務めるシルク・ドゥ・ソレイユ創設30周年記念「ダイハツ キュリオス」名古屋公演の初日オープニングセレモニーに登場した。

 式典では「ほぼ全部の公演を僕は見ているけど、その中でも今回は抜けて面白い。過去30年で人気のあった演目をコンパクトにぎゅっと詰め込んでいるから面白くないわけがない。演目もいつも同じじゃないんです。当日急に内容が変わったりする。それがまたすごい。だから最低4回は見ないとダメ」とプッシュ。自分の体調などには全く触れず、翌日の「とくダネ!」出演のため、とんぼ返りした。

 小倉は2016年5月に初期の膀胱がんで内視鏡手術を受けている。今月末には膀胱の全摘手術を受ける予定で、その検査のため6〜9日に番組を休んでいた。

 式典には小倉のほか、日本公演スペシャルサポーターとして、EXILE THE SECONDの橘ケンチとEXILE NESMITH、キャイ〜ン、LiLiCo、名古屋版サポーターのIMALUにザ・たっちという豪華メンバーが集結。知識豊富な小倉の解説に耳を傾けていた。