歌手の大塚愛(36)とヒップホップグループ「RIP SLYME」のSU(45)が離婚したことが分かった。21日夜、大塚が自身のモバイルサイトで発表した。SUは昨年4月、モデルとの不倫が報じられていた。それから約1年半がたち、夫婦関係も修復に向かっていたと思われていたが、実際は修復には程遠かった様子。大塚は「耐え難い毎日」とつづるほどで、SUの誕生日の20日に離婚成立となった。

 11月22日の「いい夫婦の日」前日の夜、大塚がファンに向けて離婚を報告した。

「私事で申し訳ないのですが、いつも応援してくださってる皆様には、ご報告とさせてください。私、大塚愛は、RIP SLYMEのSUさんと婚姻関係を先日解消致しました」

 大塚とSUは2010年に結婚、翌年には長女が誕生した。円満な家庭を築いているとみられていたが、昨年4月に大きな影が差した。SUとモデルの江夏詩織の不倫疑惑が一部週刊誌に報じられたのだ。これで夫婦関係は一変せざるを得なかった。

 大塚は「幸せな毎日から、耐え難い毎日まで、とても一言では伝えられませんが、子どもとの生活を守るために決断したことです。これから、もらった優しさを娘や周りの友達、家族、スタッフ、ファンの皆様に返していくとともに変わらず良い楽曲をつくれるよう、励んでいきます」と辛辣な言葉を交えてつづった。

 芸能人の夫婦が離婚した際、「円満な別れ」と強調するケースが多い。今回のように「耐え難い毎日」と大塚が書くのは異例と言えるが、それだけSUに怒り心頭だったのは間違いない。

「不倫されただけでも怒っているのに、その後のSUの態度も悪かった。不倫を反省するどころか、『ラッパーはモテるからしようがない』というような、開き直った態度だった。これに大塚が激怒するのは当然で、夫婦の間の溝は日に日に大きくなるばかり。SUの誕生日に離婚成立となったのも、大塚の怒りを感じさせる」と音楽関係者は指摘する。

 RIP SLYMEは先月末に公式サイトを閉鎖、活動休止となった。SUは自身のインスタで「全ての責任は私大槻一人 suにあります。(中略)この場を借りて今一度謝罪させてください。大変申し訳ございませんでした」と謝罪した上で、「1年と半年 我が身を省みて恥入るばかりです 毎日を丁寧に失楽園ベイベーにならぬよう日々精進を重ねて参ります」とRIP SLYMEのヒット曲をもじって夫婦関係の修復を宣言していたが…。

 結果的に活動休止に追い込まれたのも「SUから本気で反省している様子が感じ取れず、関係者もさじを投げてしまった。そのためこのタイミングで活動休止となった」と芸能プロ関係者。不倫の代償はあまりにも大きかったと言うしかない。