演出家でタレントのテリー伊藤(68)が21日、東京・大田区の梅屋敷商店街にオープンした自身プロデュースの新店舗「から揚げの天才 梅屋敷店」開店セレモニーに登場した。

 この店は「から揚げ&卵焼き」専門店。1年前から構想を練っていたそうで「実家が築地場外の卵焼き屋で、基本的に商売人。いつか商売にチャレンジしたかった。から揚げも大好きだったんでね」。

 から揚げはこだわりの2種類、卵焼きの味にも「実家のは甘めだけど、新店舗のは少し甘みを控えています。から揚げとのバランスも考えているし、お酒のつまみとしてもバッチリだよ!」と胸を張った。

 大手居酒屋チェーン店がバックアップしているため、価格の面でもお得感満載だという。

 今後3年間で100店舗、最終的には500店舗まで展開することを目標に掲げたテリーは「日産のカルロス・ゴーンさんにも来てもらいたい。いま、差し入れするわけにはいかないけどさ(苦笑)。まあ、今年、良かった人も悪かった人もみんな集まって忘年会しましょうよ!」と笑わせた。

 この店をオープンしようと思ったきっかけについて、テリーは「2017年9月に慶応義塾大学大学院に通いだしたことだ」と本紙に明かした。

「論文を提出するとダメ出しされるんだよ。『テリーさんの論文って、論文じゃなくて週刊誌ですよ』って。そういうのが面白くて。新しいところに飛び込むチャレンジが楽しくてね」

 ちなみにゴーン容疑者は50億円の収入をごまかした疑いで逮捕されたが、テリーは「俺はこの店を通じて、みんなに稼いでもらいたい! カルロス・ゴーンじゃなくて『カルロス・イトー』として頑張るよ。もう売り上げ50億円は見えた!」と鼻息荒く話していた。