覚醒剤裁判で大甘判決・麻生希被告の危うい末路「環境変えないと再々犯の恐れ」の声

2018年11月22日 16時30分

麻生希被告

 覚醒剤取締法違反(所持・使用)の罪に問われた女優の麻生希被告(34=本名・島崎彩)に対して、横浜地裁(吉田勝栄裁判官)は21日、懲役1年8月(求刑3年6月)の実刑判決を下した。しかし、実際は一部が保護観察つき執行猶予の“大甘判決”だ。1年足らずで社会復帰を果たした後に、麻生被告を待ち受けるものとは――。

 麻生被告は17日の論告求刑で、ピンク色だった髪の毛を真っ黒に染め直し、短髪にして判決を聞いた。2月に都内で覚醒剤を使用し、元交際手相手の男と約57グラムの多量の覚醒剤を所持したとの起訴内容を地裁は認定。懲役1年8月の有罪判決を下した。

 未決勾留期間の30日を刑に算入。さらに、刑の一部である懲役4月の執行を2年間猶予し、その猶予期間中に被告人を保護観察にする。つまり、実際の服役期間は最短で1年3か月だ。出所後に社会生活を送りながら、再犯防止プログラムを受けるとされる。

 2年前にコカインの使用と所持の罪で懲役1年6月の有罪判決を受け、執行猶予期間中に事件を起こした麻生被告。裁判官は「猶予中の同種再犯だと懲役1年2月から1年6月の実刑」と量刑相場を説明。その上で、覚醒剤の入手に一部で関わったが、購入費用はすべて共犯者が出していることで、麻生被告を「従属的な役割」とした。更生を支えると証言した被告の母親も傍聴席で見守っていた。

 薬物事件に詳しい事情通は「麻生本人が売人という疑惑もあったが、単純所持と使用だけが認められた。仮釈放ともなれば、服役は1年前後に縮まる。保護観察だが、医療機関に通院する約束もほごにされることが多い。めちゃくちゃ甘い判決と言える」と指摘する。

 また「薬物乱用者とのつながりを断ち切って環境を大きく変えなければ再犯、再々犯をするのが常習者だ。今のままではまたやってしまう恐れがある」と語る。

 麻生被告といえば、保釈中にもかかわらず数本の無修整アダルト作品が配信されたことも話題になった。

「人気ぶりは健在で、作品を出せば売り上げが見込める女優だ。出所後もすぐに金目的の人間が寄ってたかって、麻生にオファーを出すだろう」(業界関係者)

 先の事情通は「脚光を浴びていた人間が急に一般人としてセコセコ働くことは難しい。無修整作品で百万単位のお金が入る仕事に慣れたら、普通の世界に戻ることはできない。再び作品に出て、昔の人脈と付き合うようになれば、薬物に手が届く環境に逆戻りだ」と話す。

 覚醒剤事件を起こした後に介護福祉士の資格取得を目指すとしていた女優の酒井法子も結局は芸能活動を続けている。酒井と麻生被告には、中国、アジア圏内で絶大な人気を持つ共通点もある。

「逮捕の報道が大々的にされた、中国や台湾でタレント活動するのもアリでしょう。アヘン戦争で国土をメチャクチャにされた中国は薬物犯罪に非常に厳しく、死刑までありますから、絶対に薬物に手を出せませんし」(前同)

 麻生被告は完全に薬物と縁を切ることができるのだろうか。