なりたい動物はナマケモノ…。俳優の佐々木蔵之介(50)と天才子役の早坂ひらら(7)が20日、都内でドキュメンタリー映画「アース:アメイジング・デイ」(30日公開)の公開直前イベントに登場した。

 全世界で120億円の興行収入を記録し、日本でも大ヒットを記録した「アース」(日本公開2008年)。英BBCが製作し、ネイチャー・ドキュメンタリー最高峰の呼び声が高い。その第2弾となる今作は、日の出から日没まで、さまざまな動物たちの一日を追っている。

 日本版ナレーションを務めた佐々木は「前作を劇場で見たので、まさか10年後、自分にオファーが来るとは思ってはいませんでした。とても光栄です。動物たちも僕たち人間と同じように24時間があって、自然は一体なんだと思わせてくれました」と語った。

 そこで報道陣から「一日を自由に過ごせるなら、どう過ごすか」と聞かれると「ナマケモノになりたい」とポツリ。映画にドラマに多忙な身だけにうらやましかったのかもしれない。

「今、フジテレビ系のドラマ『黄昏流星群』に出演していますが、来年3月にはNHKの『ひよっこ2』が放送されますし、映画『空母いぶき』の公開も控えています。その合間には舞台もある。再来年には映画『峠 最後のサムライ』に出演が決まるなど、もう引っ張りダコ。確かな演技力とダンディーな魅力で欠かせない存在になりましたね」とはある芸能関係者。

 佐々木といえばいまだ独り身を貫く“独身最後のとりで”。ここまで仕事が入ったら結婚どころではなさそう。

 前出の関係者は「もともと大学時代から演技が楽しくて、継ぐ予定だった家業をやめたほど。交際女性がいても、仕事優先ですから。忙しい今なんてめちゃくちゃ幸せに感じているのでは? 俳優業と結婚したようなもんですよ」と指摘する。

 仕事と“ラブラブ状態”の佐々木。女性ファンはひと安心といったところか。