人気アイドルグループ「HKT48」の田中美久(17)が15日、都内で行われた「第17回女子アジア選手権」(30〜12月9日、熊本県立総合体育館ほか)に参戦するハンドボール女子日本代表「おりひめJAPAN」の記者会見に動画メッセージを寄せた。

 アジア最強を決める今大会は、2019年の世界選手権(熊本)のアジア予選も兼ねている。女子日本代表は開催国枠での出場がすでに決定しているが、2020年東京五輪へのはずみにするためにも重要だ。そこで、今大会を盛り上げるため、熊本出身の田中が熊本2019応援大使に任命された。

 田中といえば、今年6月の「AKB48世界選抜総選挙」で10位にランクインした、今勢いのあるメンバーの一人。地元熊本でも親善大使も務めるなど情報発信力は確かだ。

 映像の中で熊本のゆるキャラ・くまモンとチアガール姿の田中が登場。「今日は記者会見に行けず、とても残念です。なので、くまモンと一緒に応援の練習やってきました!」と意気込みを語った。そして熊本各地を回って地元の人と応援し、最後は「フレーフレー女子ハンドボール! 熊本頑張ってます!」で締めくくった。

 主将の原希美(27=三重バイオレットアイリス)は「大会はハンドボールというマイナースポーツをメジャーにするきっかけになる。活躍して未来の子供たちにつなげたい」と好成績を誓った。