15日放送のフジテレビ系「バイキング」は日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、内田正人前監督(63)が解雇無効を訴えて日大を提訴した話題を取り上げた。

 警視庁が「危険タックルを指示した事実は認められない」と判断し、内田氏と井上奨前コーチ(29)の立件を見送る見通しを示したことで、情勢が一変した。

 MCの坂上忍(51)は「ボクは目を疑いましたけどね」と最初から不機嫌ムード。

 結果的に、反則タックルを行った宮川泰介(20)一人に責任がかぶせられる状況となり「『内田さん、井上さんのほうは立証できない』と判断したなら分かる。でも、『宮川君のせいでもないんだ』っていうことにはできない。そこがどうしても納得いかない!」と語気を強めた。

 番組に出演した弁護士から客観的な説明を受けても、感情は高ぶるばかり。

「あれだけの絶対的な関係があって『潰して来い!』って言われて。日常の会話の中で、ニュアンスで察知しているわけだから、そうやって想起させてしまったっていう罪がないわけ?」と内田氏らの指示を追及した。