伊勢谷友介「宇宙人の視点」で高校設立 来春の新入生に熱弁

2018年11月14日 16時07分

記者発表会に出席した伊勢谷

 俳優・伊勢谷友介(42)が14日、都内で14日、都内で行われた、発起人を務める新しい高校「Loohcs(ルークス高等学院)」の開校記者発表に出席。来春の新入生に育んでもらいたい「宇宙人の視点」について熱く語った。

 東京芸大在学中にモデルデビューし、海外コレクションにも参加。俳優に転身し芸術活動も…と輝かしい経歴だが、25歳で映画監督デビューの夢を実現したら「このために自分は生きてるんじゃない」と気づいてしまったという。

 そのとき「昼間の中で、頭上に輝いている白い月を見たわけですね。その白い月から、その下にあるはずの地球を見下ろすという作業をしてみたんです」。これが伊勢谷の言う「宇宙人の視点」だ。

 地球で最も賢い霊長類を自負しながら、人類が実際は環境を破壊し「地球上の中でがん細胞のように生きている生物」だと気づいたそうで「すごい、僕にとって衝撃的な事実だった」という。2009年に会社を立ち上げ「人類が地球に生き残るため」をテーマに、社会貢献活動を始めたきっかけにもなった。

 自分自身や地域のコミュニティーしか見ないのではなく、ニュースを見ることなどで外のコミュニティーにも視点を広げ、その範囲を国家、人類そして地球にと、もっと広げて見るということだ。

「宇宙人的な視点で地球を見て、その中の人類を見ると人類の課題ってものが見えてきます。その課題に対して、個として、自分は何が社会に対してアプローチできるんだろう。それを勉強の中で学んで、活動の方向性だったりとかをつかんでいっていただきたいというのが私の思い」

 熱弁は止まらない。

「なかなか今、持てていないのは、地球全体の大義で、私たち日本としての国家が何ができるかっていう視点があまりないんじゃないかなと思います。どうしても国家の利だけを考えていくと、遠くの未来より目の前の問題点に従事して、どうしても最終的な本質的な命の目的地点である、人類の存続みたいなところには、おそらく目的意識が結実していないままにいってる。なので宇宙人の視点を持つことで、日本国のどういう人と関わって、どういうふうな人と仲間になって、どういうアクションをしていきたいのか、このことを学べる学校であり、選択でき実体験できる学校でもある、というふうなものを創っていきたい」

 実は伊勢谷は人間になりすました宇宙人じゃないかと錯覚するほどのスピーチだったが、10分余りのプレゼンはかなりカミカミ。冒頭では「昨日(スマホの中に)書いた原稿が全て飛びまして…。私、ものすごい焦りの状態で今、ここに立っています」と宣言するなど、人間くさい一面も見せた。