フジテレビ系「とくダネ!」は14日、東京ディズニーランドのショーに出演した女性契約社員2人が運営会社オリエンタルランドに約755万円の損害賠償を求めた訴訟について報じた。

 20代の女性は10~30キロの着ぐるみでショーに出演し「胸郭出口症候群」と診断され、労災認定を受けた。また、30代女性は上司から「30歳以上のババァはいらない!」と暴言を吐かれたと主張し、大きな波紋が広がっている。

「夢の国に未来はない」との原告の訴えが現実味を帯びる中、MCの小倉智昭(71)は「確かに新しい出し物であるとか、新しいパレードが今度始まるっていう時、ずっと営業しているわけですから」と過酷な労働環境に理解を示した。

 衣装についてもパレードを観賞したことがないのか「重さ10キロから20キロの衣装って、どういうものなんでしょうかね?」と驚きの反応を見せたが、一方で「ミッキーマウスなんか人、入っていませんからね」と発言。ディズニーファンに配慮したのか、ミッキーマウスは騒動とは関係ないことをやんわりと発信した。

 小倉は「ディズニーランドと言えばある意味、夢を売る商売ですから、こういうことが起こると社内的には非常に嫌だと思うんですよね」と苦境に立たされたオリエンタルランド社の対応に関心を寄せた。