HKT48・指原莉乃(25)プロデュースの12人組アイドルグループ「=LOVE(イコールラブ)」(通称・イコラブ)が、新たに姉妹グループを結成することが12日、分かった。この日、プロデューサーの指原が自身のツイッターで、姉妹グループメンバーを決めるオーディション開催を明らかにした。

 全メンバーの中から選抜されたメンバーがシングル表題曲を歌うグループではなく、「選抜制度のないグループ」を理想としてきたという指原。それを踏まえ、ツイッターで姉妹グループ結成に至った理由を「ただグループとしてのこれからを考えた時に『二期生』を追加したほうがいいというアドバイスをいただきました。最初はプロデューサー目線で見てもメンバー目線で考えても『う~ん』という気持ちだったのですが、二期生が入ることのメリットデメリットをたくさん話し合い、最終的に私が判断し、新グループ結成という決断をしました。今はとっても前向きです!」と説明した。

 グループを一緒にプロデュースする声優やクリエーター、アーティストを育成する専門学校「代々木アニメーション学院」やレコード会社と何度も議論を重ねただけではなく、イコラブメンバーとも数か月前から話し合いや説明を続けてきたという。関係者によれば、現時点で姉妹グループの名前、人数、オーディション開催日時など詳細は決まっておらず、後日発表する。

 指原は「前回のイコラブオーディション開催時にも言いましたが、人生を変えたいみなさん! 少しの勇気で何かが変わるかもしれません! 最終審査でお会いできるのを楽しみにしています! 待ってます!」と呼びかけた。

 デビューシングルから最新シングルまで全てセンターを務める高松瞳(17)は、姉妹グループ募集について「どんな子が入って、どんなグループになるんだろうと楽しみです。審査会場に行ってみたいなぁなんて思ってます」と話し、姉貴分として「自分らしくいることが大事なので、ありのままを表現して欲しいです。頑張ってください!」とエールを送った。またメンバーの齊藤なぎさ(15)は「少しだけ不安な気持ちは正直ありますが」と素直な心境を明かしつつも「どんな子が入ってきてくれて、どんな刺激が待っているのか楽しみです」とコメントした。

 現時点でイコラブと姉妹グループの関係性は不明だが、前出の関係者は「将来的にはイコールラブと新姉妹グループのメンバーを合わせて、選抜制にする可能性はあります」。2つのグループから選ばれた選抜メンバーが、シングル表題曲を歌う可能性もありそうだ。