NHKは9日、公式サイトで平成最後となる「第69回NHK紅白歌合戦」(12月31日)の総合司会が内村光良(54)と同局の桑子真帆アナ(31)に決まったと発表した。白組司会は嵐の櫻井翔(36)、紅組司会は広瀬すず(20)が務める。

 内村は2年連続の大役。昨年、ジャニーズタレント&若手女優の司会者コンビを支える抜群の力量を見せ、番組終了直後から局内で絶賛の嵐が吹き荒れていた。

 櫻井は「嵐」として2010年から14年まで5年連続で白組司会を務めたが、単独は初めて。広瀬は来春、連続テレビ小説100作目「なつぞら」でヒロインを務める。

 内村コメント「二度とないことだと思っていたので本当に驚いています。『平成最後の紅白はああだったな』と、ずっと記憶に残るような、そんな“歌合戦”を皆さんと一緒に目指したいと思います。今年は何回早着替えをするのか楽しみです。そして、私を再び推薦して下さったNHKゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクターの三津谷寛治氏に感謝します」

 広瀬「紅白という大きな舞台のこんな大役を私に与えてくださった皆様に、まずは、一番驚いています。本当にどうして良いのか分からないというのが、今の正直な気持ちです。私に務まるのか、期待にお応えできるかまだ自信はありませんが、ご出演されるアーティストの方々と、そして内村さんと櫻井さんという、心強い先輩方とテレビで見ていたあの場所で、ご一緒させて頂けることを楽しみにしております。『朝ドラ、100作目だからね、頑張ってね』と言われたときと同じようなプレッシャーと責任を感じております。まだまだ実感が湧かない日々ですが、一生懸命頑張りたいと思っております。宜しくお願い致します」

 櫻井「小学一年生の年明けまもなく。祖父母の家のこたつに入りながらテレビで見た、”平成”の年号の発表はいまも鮮明に記憶に残っております。あの日からおよそ30年。”平成最後の紅白歌合戦”の司会をさせて頂くことになると、当時の私に伝えても信じてもらえないと思います。身に余る大役。幅広い多くの方の心に残る紅白になるよう、精一杯務めて参りたいと思います」