【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】あまりの乱痴気騒ぎに逮捕者も出た東京・渋谷のハロウィーン。モラルを守らない人々に業を煮やした渋谷区長は、ついに来年のハロウィーンから本格的な対策に乗り出すという。

 土田晃之も怒り心頭だ。ニュースのモザイク映像にキレている。

「本当さ、あんなの映像のモザイクの意味も分からないしさ。犯罪だからね。未成年かもしれないって言っても、未成年で夜あんなところ出歩いてていいかね? で、お酒飲んでるかどうかも分からないしね。徹底的にやるべきじゃないですか」

 爆笑問題の太田光も「もうひどいな。俺も見てて思ったけど、普段ね、ネットで炎上とかさ、誰がやってんだろうって思ってた。名前も顔も分かんないじゃない。あんな連中。ひきょうなやつらだなって。結局アイツらなんか、1人じゃ何もできないんだよ。仮装して分かんなくて、集団になるから気が大きくなっちゃって…」と分析する。

 有吉弘行は渋谷に集まった人々が軽トラックをひっくり返したことについて「人の車だよ。もう暴動だね、あれはマジで」とあきれていた。

「若者っていうのは、それぐらい元気じゃないと。だって若者の正体ってそんなもんだろ。やっぱり盗んだバイクで走りだすのが若者だから、そういうことすんだよ。ああいう時に、ああやって正体を表すんだよ。で、頭を叩かれてさ、当分静かにしてんだけど。で、また爆発するから」

 渋谷では痴漢で逮捕される者も続出した。「おぎやはぎ」の矢作兼は「あんなイヤらしい格好してたら、なんか軽い女に見えるもんな。女の子は『そんなつもりはない。セクシーな格好してたって、触っていいわけないでしょ』って言うけど、バカが集まってっからね。『そんないやらしい格好してたら、触っていいだろ』って真面目に言っちゃうバカがいるんだから。それをまず念頭に置かないとダメよ」。

 20歳の藤田ニコルは「私が渋谷に行ってたころは、もうちょっとマナーがよかった」と嘆いた。だが太田光は「藤田ニコルが渋谷の現状をさ、『私が行ってたころと変わっちゃった』って言ってて。中学生くらいで行ってるお前がおかしいだろって。その年齢で行くな」と笑っていた。

☆現役放送作家X氏=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。