俳優・別所哲也(53)が6日、都内で行われた医療イベント「第7回アマニフォーラムセミナー」にゲストとして出席した。このイベントは、日本製粉株式会社が「子どものアレルギー」をテーマに、食環境との関係性について話し合うもの。別所は「この歳になってわかること~僕と家族の健康~」をテーマにトークセッションを行った。

 別所は2009年、日系米国人女性との結婚と長女の誕生を会見で報告。娘は現在9歳になり、インターナショナルスクールに通っている。

 実は長女は、超低体重児で生まれてきた。

「28週目に生まれ、1169グラムだった。NICU(新生児集中治療室)に1か月近く入院して」

 ただ、今は元気だそうで「すくすく成長して元気に飛び回っている」と明かした。

 別所は1987年に俳優デビューして以来、多忙な生活を送ってきた。

「俳優として走り続け、時間を惜しんで楽しいことをやって、食生活には大したことをしてなかった。子育ての過程で、健康に向き合うようになった」と振り返った。

「スーパーに行って、食材の裏側にある表示をチェックすること自体、独身のころには絶対にしなかった」としみじみ。子供の誕生が別所のライフスタイルを変えたようだ。

 また質問コーナーで、参加者から「母親の食の好みは、胎児に影響するか?」という疑問が寄せられると、別所は笑顔を浮かべながら「これ、都市伝説みたいに言われていませんか? うちの妻は妊娠中にトマトを欲して食べていて。そしたら娘は今すごくトマト好きになって…」とうれしそうに話していた。