5日に放送された俳優・織田裕二(50)主演のフジテレビ“月9”ドラマ「SUITS/スーツ」第5話の平均視聴率が、11・8%だったことが6日、分かった。

 ドラマは、全米で大ヒットを記録したドラマ「SUITS」が原作。勝利のためなら違法行為ギリギリの際どい手段を取ることもいとわない敏腕弁護士・甲斐正午と頭脳明晰なフリーター・鈴木大輔(弁護士名=鈴木大貴)がタッグを組み、困難な訴訟を解決していくエンターテインメント弁護士ドラマだ。

 主人公の甲斐役は、10年ぶりの“月9”主演となる織田。相棒・大貴役は「Hey!Say!JUMP」の中島裕翔(25)が務める。また、甲斐の所属する弁護士事務所の所長・幸村チカを鈴木保奈美(52)が演じ、同枠で1991年に大ヒットしたドラマ「東京ラブストーリー」以来27年ぶりに織田と共演を果たしている。

 話題のドラマとあって注目度は高く、14・2%の好スタートを切り、第2話11・1%→第3話10・3%→第4話8・9%と推移。前回で2桁を切ってしまったが、今回一気に2・9ポイント急増して2桁に返り咲いた。

 第5話のあらすじは、事務所では上半期の決算報告会が行われ、甲斐は見事に売り上げナンバーワンとして表彰される。一方、大貴のところに、警察から悪友・遊星(磯村勇斗)が傷害事件で逮捕されたという知らせが入る。

 大貴は祖母がケガをしたとウソをつき、遊星の身柄を引き受けに行こうとする。すると、甲斐は個人の車で向かうように指示を出す。その道中、運転手の赤城達男(ブラザートム)がトラックと追突事故を起こしてしまう…という展開が描かれた。