5日放送のフジテレビ系「バイキング」ではシリアの過激派組織から解放されたジャーナリスト・安田純平さん(44)を特集した。

 元宮崎県知事の東国原英夫(61)は、2日に行った安田さんの会見について「何か謝罪とか感謝とか、そういったものがちょっと薄く感じる」と印象を語った。

 インターネット上でも「誠意が感じられない」などの批判が起こっている。東国原は「今回の『機材を取られなければもう一度行きたい』、これは本音だと思う」と話し、命を救われたことよりも取材への使命感を燃やす安田さんの姿勢に苦言を呈した。

「それよりも、自分は知る権利だとか、報道する権利だとか義務だとか、そういうジャーナリズムの壮大な責務を負って行ってるんだっていうのが見え隠れする。そんな重大なものか! 人の命は絶対に重要。それを超えてまでもジャーナリズム。安田さんの場合は個人の欲求のほうが勝っている」と断じた。