タレントの松本伊代(53)、早見優(52)らが3日、東京・中央区のコレド室町で行われたコンサート「音楽彩」に出演した。
14回目の開催となったこの公演では、命の尊さや生きる喜びを伝えてきた。主催は、2005年11月に白血病のため、38歳の若さで死去した歌手の本田美奈子.さんに関連するNPO法人だ。
早見は同公演の歴史について「1回目は涙が止まらなくて、音楽彩と分かっているが、その思いのほうが強かった」と回顧。その上で今は「悲しい気持ちより、残してくれたものを大切にして、伝わっていくといいなという気持ちが強くなった」と話した。
初出演の女優・涼風真世(58)は、本田さんとはミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」(1994年)で姉妹役で共演。「いつも『お姉ちゃん』と親しんでくださったことが、昨日のことのように思い出される」と懐かしんだ。
女優の一路真輝(53)も同じく初出演。本田さんとはミュージカル「王様と私」(96年)で共演しており「美奈子ちゃんの純粋でキラキラした表情がよみがえってくる」と思いをはせた。