元SMAPでタレントの香取慎吾(41)が1日、都内で行われた「香港ウィーク2018 Greater Bay Area Showcase」(4日まで)のオープニングセレモニーにゲストとして登場した。

 香港政府観光局が香港の魅力を紹介するイベント。香取は3月に同地で、「大きなお口の龍の子」と題したストリートアートを制作した縁でイベントに招かれた。

 香取はこのストリートアートの題名について「20年前に香港に行った時、香港のみなさんが僕を『大きなお口の男の子』と呼んでくださった。20年たって『龍の子』になって帰ってきたという(意味で)タイトルにした」と説明。もちろん香港は大好きで、「香港に遊びに行ってほしい!」とにこやかに呼びかける姿は、“香港PR大使”そのものだった。

 香取と香港は、数奇な縁で結ばれている。ともに「香」という字があるのがまず一つ。またこの日のイベントで本人が「20年前に香港に行った」と話したのは、オール香港ロケで撮影された日本・香港合作映画「香港大夜総会 タッチ&マギー」(1997年)。香取は同作で映画初主演を果たしたのだ。

「この映画で香取はカメラマン役を務め、女装に挑戦した。香取の女装といえば、2000年の流行語大賞に輝いた『おっはー』の慎吾ママが有名だけど、女装に本格的に目覚めた“原点”はこの映画とされている」(映画関係者)

 この日のイベントでは、香取に感謝の気持ちを伝えるため、香港当局の幹部たちがズラリと顔を揃えた。日本でも根強いファンに支えられている香取だが、海を越えた香港でもずっと愛され続けているようだ。