俳優・市村正親(69)が31日、東京・六本木で開催中の「第31回東京国際映画祭」で、映画「Merry Christmas! ~ロンドンに奇跡を起こした男~」の舞台あいさつに出席した。同作は、英小説家のチャールズ・ディケンズによる不朽の名作「クリスマス・キャロル」の誕生秘話と、ディケンズの心の旅を描いたファンタジー作品。市村は「クリスマス・キャロル」でおなじみの老人スクルージ役の日本語吹き替えを担当している。

 市村といえば今年、週刊誌などで妻で女優の篠原涼子(45)との不仲説が相次いで報じられた。これについて今月9日に同作の公開アフレコに参加した際、「不仲説って何それ? この場で言うけど、彼女に舞台や映画への出演を勧めているのは俺だよ。それを面白く書くでしょ。でも、いいですよ。注目されているってことだから。子供にはちょっとかわいそうだけどね」と話した。

 市村はこの日も篠原について言及。ハロウィーン当日ということで「さっき長男がチャッキーさん(ホラー映画「チャイルド・プレイ」の主人公の人形)、ママがスパイダーマンで、(コスプレをした)写真撮って送ってきた」と明かした。

 また、25日に行われた同映画祭のオープニングセレモニーで、市村はレッドカーペットイベントに出席。篠原も主演映画「人魚の眠る家」で同映画祭に参加しているが、市村は「本当は同じ日に僕の妻も歩く予定だったが、急に日にちが29日になっちゃって。残念」とポツリ。さらに「一緒だったら気が強くて、安心して堂々と歩けたのに。それだけが悔しくてね」と、指をパチンと鳴らした。

 ワイドショー関係者は「最近の市村さんは篠原さんのことを自ら進んで話すようになった。あまりにしゃべらないと、また不仲説と書かれる不安があるのかも」と指摘したが、果たして真相は?