リリー・フランキー 夏に実父死去「おめでとうとお悔やみを交互に聞いた」

2018年10月31日 14時57分

スペシャルトークショーに登場したリリー・フランキー

 俳優のリリー・フランキー(54)が31日、東京・港区のTOHOシネマズ六本木で開催中の「第31回東京国際映画祭」の「Japan Now」部門で特別上映された主演映画「万引き家族」のスペシャルトークショーに登場した。

 同作は、万引きと祖母の年金で生計を立てながら生活する家族を描き、家族や絆について問う物語。今年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した。

 リリーは日雇い労働者である主役の父親役を演じ、9月に死去した女優の樹木希林さん(享年75)は祖母役を演じた。

 MCから「樹木さんが『リリーさんの声は品がありすぎるの』とおっしゃっていました」と話を振られたリリーは「自分で言うのもいやらしいが、声がいい(笑い)。下品なおじさん役をやる前から、声を変えたいと思っていたけど、希林さんが言っていましたね」と語った。

 同作について「今年撮っていた映画なので、僕らにとっては、つい最近まで撮影していたような。でも希林さんが亡くなっていたり、そのひと月くらい前には僕の父親が亡くなった」と明かした。

「パルムドールをいただき、この何か月かの間に『おめでとう』と『お悔やみ』を交互に聞いたような。(同作が)ずっと劇場でかかっているうちは、まだ終わっていないといううれしさがある」としみじみ語った。