藤田紀子さん 貴ノ岩の訴訟取り下げに「このままで終わらせてよろしいのでしょうか?」

2018年10月31日 09時17分

藤田紀子さん

 元貴乃花親方(元横綱)の花田光司氏(46)の母親でタレントの藤田紀子さん(71)が31日、TBS系「ビビット」に電話出演。幕内貴ノ岩(28=千賀ノ浦)が元横綱日馬富士(34)を相手に起こしていた民事訴訟を取り下げた件に言及。花田氏が相撲界を去るきっかけとなった暴行問題がうやむやになることに「このまま終わらせていいのでしょうか」と疑問を投げかけた。

 30日、貴ノ岩は代理人弁護士を通じ「母国での猛烈なバッシングを受けた」と自身と家族の状況を説明した。代理人弁護士は同番組の取材に「モンゴル国内では上下の格差が厳しくて、上の者(元日馬富士)を下の者(貴ノ岩)が訴えること自体が向いていない。元日馬富士氏は母国で英雄扱いされている。そういうことの背景で、いろいろバッシングを受けたと理解しています」と説明した。

 藤田さんは訴訟取り下げについて「あまりにもかわいそうだと思います。今回、自分のことよりも兄弟、家族のことを思って(取り下げた)。本当は心の中で涙して諦めたんだと思います」と貴ノ岩の心情を代弁。母国でのバッシングが原因となったことに「結論は被害者の泣き寝入りです。ケガをさせられたうえに精神的苦痛を与えられ、またそれが家族にまで(及んだのは)あまりにも気の毒すぎます」と話した。

 また、息子の花田氏は、この暴行問題がきっかけに相撲界を引退した。藤田さんは「もし去年の11月にこの事件がなければ、果たして貴乃花は協会を辞めていたでしょうか?」と、不可解な決着に首をかしげる。続けて「警察に訴えた貴乃花親方が協会を去らなければいけないことになった。逆に私はこのテレビを見ている世の中の方々に問うてみたい。このままで終わらせてよろしいのでしょうか?」と問いかけた。