俳優・高嶋政宏(53)が、人気女優・長澤まさみ(31)に「うるせえよ!」とこっぴどく叱られていた。最近、バラエティー番組などでSM好きを公言するなど、“ぶっちゃけトーク”で知られる高嶋だが、「あの下ネタトークを何とかしろ!」という議題の会議が、大手映画会社で開かれたこともあったという。いったい高嶋はなぜ長澤に怒られたのか?

 以前から“SM好き”を公言している高嶋は、そのSM愛などを「変態紳士」(ぶんか社)で赤裸々に明かし、29日には都内で発売記念サイン会を行った。

 今回、本の出版を決めたのは「SM」「変態」について書きたかったからだとか。出版したことで、意外な反応もあった。

「北関東の風俗に勤めるM女から、『後ろ指をさされる仕事で“もう辞めよう”と思ってたけど、こんなにアッケラカンと楽しんでくれてる人がいると思うと、続ける勇気が出ました』って連絡が来たんです」

 この言葉はもちろん、うれしかったというが「でも僕は『自分を解放するんだ』とか『自由になるんだ』と思ってSMバーに行ってるわけじゃない。理由はただ一点、興奮するから行ってるだけ。要は“勃つか勃たないか”ですから」

 ただ、妻の女優シルビア・グラブとは「SMプレーは全くしない」と断言し「一度、SMバーに連れて行ったけど、『私はムリだから、今度からは1人で行って』と言われた」と明かした。

 こんな“ぶっちゃけトーク”が最近、話題となっている高嶋。先日、自身が出演する話題の映画「キングダム」(来年4月19日公開)の製作報告会見が行われた。同作品は2006年から「週刊ヤングジャンプ」で連載がスタートし、コミックスの累計発行部数が3600万部を突破した大人気マンガを実写化したもの。高嶋のその時の発言によって大騒動に発展し「高嶋を何とかしろ!」となったという。

「どうもオレの下ネタ発言が“『キングダム』の品位を下げた”ってことになり、映画を配給する東宝で会議が開かれたらしいんです」

 実は高嶋の発言に抗議が届いたのだという。

「どうやらそれは、その現場に居なかった人が、ファンのメールか何かを見て問題にしたらしい」

 その時の高嶋の発言はこんな感じだった。

「『キングダム』の中国ロケで撮影が終わった後、『僕は、夜は下ネタで盛り上げました』と言った。その後に『長澤まさみの脚がエロかった。ありがとうございました』と言ったんです」

 それがネットニュースになったのだが…。

「それを見たファンは『そんなことを言われ、長澤まさみさんはつらかったでしょう』『会場に居たすべての人が、気分を害したに違いない』と書いたらしい」

 ただ、高嶋にとって長澤は同じ事務所の後輩。

「だからまさみちゃんにすぐ、『こんなのが来ちゃったよ』と送ったら、『爆笑』ってLINEが来た。『大丈夫ですよ、先輩』って」

 ちなみに高嶋と長澤は、普段からすごく仲がいいという。

「まさみちゃんはね、飲みに行ったりすると、とにかくオレがSMの話とかするんです。それから“女性用TENGA”を勧めて『使ったら感想聞かせてくれ!』とか言うんだけど、そうすると『やらねえよ!』『うるせえよ!』と、素晴らしいツッコミをくれるんです」

 天下の長澤まさみに“女性用TENGA”を勧めたことをあっさり明かした高嶋。このぶっちゃけトーク、これから大ブレークするかもしれない。