26日に放送されたフジテレビ系「バイキング」では、シリアの過激派組織による拘束から解放されたジャーナリスト安田純平さん(44)について特集した。

 番組では、解放された安田さんの帰国についてトップニュースで紹介。その中で、安田さんの行動への賛否の声が上がっていることにゲストたちが、持論を語った。

 アンガールズの田中卓志(42)は取材の範囲が狭まってしまうかもしれないと前置きしつつも「100%安全な範囲でやらないとプロじゃないという感じはする」とコメント。橋本マナミ(34)は「現地のリアルを伝えたい気持ちは分かるけど、危険な国っていうのは分かっていることですし、自己責任っちゃ自己責任だなと」と語った。

 一方、フリーアナの吉川美代子(64)は「ジャーナリスト魂があればあるほど、誰も行っていない危険なところに行きたい気持ちは強いと思う」と推測し「だから私は『100%安全を担保して行くべき』というのとは違って、危険なところでもそれに飛び込むのがジャーナリストだと思うので、非難しない。命を懸けて取材をしてくれて、私たちがお茶の間で目にしている映像は、安田さんみたいなフリージャーナリストが撮っている映像が多いわけですから、反対に頭を下げたいです」と安田さんを“擁護”した。