松岡茉優が東京国際映画祭レッドカーペットで脚光 目指すのは希林さん的女優

2018年10月27日 11時00分

笑顔で報道陣らに手を振る松岡茉優

「第31回東京国際映画祭」が25日、東京・港区の六本木ヒルズで開幕した。オープニングイベントのレッドカーペットには、同映画祭のアンバサダーに起用された女優・松岡茉優(23)が1番手として登場。同映画祭のアンバサダーは「旬の女優」が務めてきた。松岡は映画初主演からわずか1年足らずだが「同世代の女優では、頭1つ抜け出した」と言われている――。

 淡いピンクのロングドレス姿でレッドカーペットに登場した松岡は「本日はたくさんの方にお集まりいただき、ありがとうございます」とあいさつ。「アンバサダーとして選ばれ光栄です。とてもとても楽しい時間にしましょう」と呼びかけた。

 昨年は橋本環奈、過去には前田敦子(2012年)と話題の女優が務めたアンバサダー。インタビュアーから「女神様のようですね」と投げかけられると松岡は「女神様!?」とテレながら、満面の笑みを浮かべた。その後に行われたオープニングセレモニーにも参加した。

 松岡といえば、今年5月にフランスで開催された「第71回カンヌ国際映画祭」で、最高賞にあたるパルムドールを受賞した「万引き家族」にも出演した。それだけに、東京国際映画祭の取材に訪れた世界中の映画ジャーナリストからも、大きな注目を集めている。

 昨年の同映画祭の目玉は、満島ひかり、宮﨑あおい、安藤サクラ、蒼井優という1985年度生まれの30代女優たちだった。この4人が「銀幕のミューズたち」という特集で大々的に紹介されたが、今年の目玉となっているのは松岡1人だけ。

「やはり、『万引き家族』がカンヌでパルムドールを取ったことがかなり大きい。同じ作品に出演している安藤サクラさんは、NHK朝の連続テレビ小説『まんぷく』に主演して、高い評価を受けている。20代の松岡さんは、伸びしろも期待されている。同世代の女優では、一歩抜け出した感じがする」と言うのは映画関係者だ。

 20代女優といえばこれまで「広瀬すずがリードしてきた」と言われていたが、ここにきて松岡の成長が著しいとみられているわけ。これには「万引き家族」で共演し、9月に他界した名女優・樹木希林さんの影響が大きいと言われる。

「松岡さんが、樹木さんから学んだことはとても大きかったそうです。カンヌ国際映画祭では、樹木さんのことを是枝監督が話している時、松岡さんはその演技を思い出して、人目もはばからず泣いてしまったことがあった。それほど大きな影響を受けたようだ」(別の映画関係者)

 また先月25日、今回のアンバサダー就任が発表された際には「同じ時代に生まれたんだということを誇りに思って、さらに勉強して樹木さんのようになりたい」と熱く語っていた。

 昨年末に公開された初主演作「勝手にふるえてろ」で日本映画プロフェッショナル大賞の主演女優賞に輝き、評価を高めた松岡。いつか樹木さんのような“唯一無二の名女優”になれるか。