高須クリニックの高須克弥院長(73)が25日、ツイッターを更新し、シリアで武装勢力に拘束され、解放されたジャーナリストの安田純平さん(44)について、見解を語った。

 高須院長は「フリージャーナリストは自己責任で危険をおかしてもスクープをものにする勇敢な人だと尊敬しておりました」と前置きしつつ、エジプト出身のタレント・フィフィ(42)のツイッターを引用した。

「安田純平さん、解放されたんですね。ただ他の方がテレビでコメントされてるほどアラブの紛争地帯に使命感や敬意を持って取材してると思えないツイートを過去にされていたので、私だけを蔑むならいいですよ、でもアラブ人を一括りに蔑むような方にジャーナリズムを感じない、そんな印象しかありません」

 そうツイートしたフィフィに、高須院長は賛同。「フィフィさんの情報では安田さんは取材対象の人たちを蔑視する言動をする方のようです。僕にはパパラッチより下劣な仕事をしているように感じられます。英雄なんかではないと思います」と語気を強めた。

 安田さんが過去に「戦場に勝手に行ったのだから自己責任、と言うからにはパスポート没収とか家族や職場に嫌がらせしたりとかで行かせないようにする日本政府を『自己責任なのだから口や手を出すな』と徹底批判しないといかん」とツイートしていたことも取り上げた。

 高須院長は前日も「この人には敬意ははらえません」(原文ママ)とつぶやき、「敬意を持って出迎えたい」「国民は兵士と同じく彼を英雄として扱うべき」などと発言したテレビ朝日の玉川徹氏に反発していた。