月末のハロウィーンに向けた仮装グッズ商戦真っただ中だが、芸能人絡みで異彩を放っているのは今年ブレークしたピン芸人ひょっこりはん(31)公認の仮装セットだ。

 毎年この時期に若者でごった返す東京・渋谷では先日、その発売記念イベントが行われた。登場した本人によると、ひょっこりと顔を出すネタは一昨年夏ごろから始め、トレードマークの白いタンクトップに青のロングスパッツ姿も「もう長い」という。だが昨年のハロウィーンはこの格好ではなかったとか。

「昨年のハロウィーンイベント、みんなで仮装して出てくるとき僕、坂本ちゃんの格好して出ました」

 なんとひょっこりはんの仮装は、日本テレビ系「進ぬ!電波少年」(1998~2002年)の東大合格を目指す企画でブレークした、タレント坂本ちゃん(52)だったという。「赤本(過去問集)持って学ラン着て坊主のヅラかぶって、みたいな」。ただ、モノマネはできないため「赤本抱えてほほ笑むだけ」だったそうだが…。

 ネットではかねて「最近?はやってる、ひょっこりはんは、坂本ちゃんがカツラかぶって再ブレークしてんのかと思たよー」など、2人が似ているという声がチラホラ。坂本ちゃんの名前を出すと、本人も爆笑し「ムチャクチャ言われます」と認めた。

「いやぁ~でも、あんま自分では分かんないんすよ、似てるとか。でもま~あの~、その格好して鏡見たら“あ、似てるな”っていうのは後追いで気付きますけどね」

 まさに“電波世代”で、子供のころは「なすびさんの懸賞生活とか見てました」とのことだ。

 ひょっこりはんが出始めたころ、坂本ちゃんも「よくツイッターとかで似てると言われましたわ。今じゃなくて電波のころに似てるのかしらん?」などと話していたとか。便乗して再ブレーク、なんてこともあるかも?