道端アンジェリカ 予想外だった乾癬告白「励ましのコメントうれしかった」

2018年10月24日 17時43分

イベントで笑顔を見せる道端アンジェリカ

 昨年5月にSNSで乾癬患者であることを告白したモデルの“アンジー”こと道端アンジェリカ(32)が24日、都内で行われた「世界乾癬デー2018メディアイベント~Follow Your Heart~」に出席した。

 6年前に症状が出始め、最初は2か所くらいだったという。だが、波があり、悪化した時には全身に広がった。髪の生え際やヒジに症状が現れ、髪形をアップにできず下ろして隠し続けた。

「私は肌の露出が多いイメージ。当然、スタイリストさんもそういう衣装を持ってくる。だけど、『加圧トレーニングで腕にあざができているので肌を出したくない』などとうそをついて長袖を着て、自分で厚めにファンデーションを塗った。化粧を濃くすると症状が悪くなり、悪循環に陥っていた」という。

 テレビの収録中も「見られているのでは」「汚いと思われているのでは」とばかり考えてしまい、話が頭に入らない。「とにかく早く家に帰りたいとだけ思っていた。乾癬患者さんにはそういう人が多いと思う」と話す。

 ネットなどで調べるうちに乾癬ではないかと思ったが、病院に行くのが怖く、いつか治ると考えていたという。

 楽しめるはずの食事でさえ、仲のいい友達としか行かなかった。アンジーは「初めて会う人には荒れた肌を見られるのが嫌で、友達と行った時でさえ、乾癬が出ていないかと何度もトイレに行って鏡でチェックした」と語る。

 症状を少しでも軽くするため、食事を改善して規則正しい生活を送り、必死に運動に打ち込むなど努力を重ねた。だが、ネット上には「アンジェリカの肌は汚い」と心ない言葉が躍っていた。

 アンジーは「私はこんなに努力をしているのに、そんな言葉をかけられてただ悔しかった。前日の晩に書き込みを見て、朝起きてモヤモヤが晴れなかった。それまでもファンから『アンジェリカさんみたいに奇麗になりたい』と言われるたびに『私は奇麗じゃないのに』と傷ついていたし、周囲にうそをついて隠している罪悪感があった。それで、誰にも相談せずに書いてやろう、告白してしまった」という。

 反応は予想外だった。「マイナスのことは全くなく、プラスのことばかりでびっくりした。それまで乾癬は自分だけなんだと一人で悩んで寂しかったが、全国にこんなに多くの患者さんがいると分かり、コメントに励まされてうれしかった。自分が悔しくて告白したことが、まさかこんなことになるとは。肩の荷が下りて、すぐに『私はこの人たちのために発信したほうがいい』とスイッチを切り替えた」

 病院に駆け込み、医師に相談してからは症状が良くなった。アンジーは「先生と会って治療方針を決めてから肌が良くなった。一人で悩まず、まずは医師に相談してほしい。それに、自分が気にしているだけで、告白すれば周りはそんなに気にしていないということもある」と呼びかけた。