22日放送のTBS系「ビビット」は歌手・沢田研二(70)のドタキャン問題を特集。MCの国分太一(44)、真矢ミキ(54)、コメンテーターのカンニング竹山(47)は、沢田の行動を「ファンのため」「契約上の問題」と支持した。

 沢田は17日のさいたまスーパーアリーナ公演を開演直前にドタキャン。翌18日に「観客がスカスカだったことが中止の原因」と説明し、ファンに謝罪した。超満員のファンで埋まった21日の大阪公演は予定通りに開催。ファンに向け「信念を貫かせてもらった」と騒動の経緯を説明して謝罪。さらに「自分は厄介な人間です。あの日、自分は立ち止まりました。神経が違和感を覚え、心が揺れ体幹が大きくブレました。大いに悩み、揺れ、ブレました。いつもブレています。しかし、いつもそれを乗り越えようという気持ちになります」と心境を語ったという。

「ブレる」という表現を使った沢田について、国分は「(沢田さんは)ブレてないんじゃないかなと思うんですよ」と発言。同じくMCで元宝塚スターの真矢も「ブレてないですよ。スターオブスターですよ」と同調。「スターの方って、全部が埋まっているところからショーがスタートしている気がするんです。そこを見てファンは『やっぱりジュリーはすごい』ってなる。あんなに有名な方がファンを大切にしないわけがない。その思いを超えて、主催者と『話が違う』と闘いたかったと思います」とファンのためのドタキャンだったと私見を述べた。

 竹山は「イベンターがやってくださいって持ってきたわけでしょ? チケット発売後にどれくらいはけている(売れている)のか言わなきゃいけないと思う。直前に空いている客席を見て『約束が違う』とキレて当たり前だと思う」とイベンターの不手際を指摘。真矢から「竹山さんだったらどうします?」と聞かれると「帰ります」と即答。ファンが来場していても「契約で来ているわけだから、向こう(イベンター)が筋を通してやってくれるならいいですよ。もっとやり方はいっぱいあったと思います」と語気を強めた。