米リメーク版「電車男」手がける監督「仕事始めるの待ち切れない」

2018年10月20日 16時30分

 2005年にフジテレビ系列で放送されたオタク青年の恋愛ドラマ「電車男」が、ハリウッドでリメークされることが今週、明らかになった。米人気ドラマ「glee/グリー」などを手がけたアダム・シャンクマンが監督を務め、1話30分のミュージカルドラマになる。英語タイトルはそのものズバリ「Train Man」に決まった。

 フランス・カンヌで開催された国際テレビ番組見本市「MIPCOM」で16日に発表されたもので、脚本はエミー賞作家のフィリップ・ローゼンタールとタッカー・コーリーが担当する。

「電車男」はネット掲示板「2ちゃんねる」(当時)に書き込まれた実話をもとに、ドラマ化された作品。シャイで気弱なオタク青年が勇気を振り絞り、電車内で酔っ払いに絡まれていた美しい女性を助け、礼を言われたことをネット掲示板に書き込んだところからストーリーが始まる。

 その投稿に反応した2ちゃんねらーたちが淡い恋心を抱いたオタク青年の背中を押し、「エルメス」と名づけられたその女性に、不器用ながらアプローチしていく青年の様子をユーモアたっぷりに描いたもの。

 フジのドラマでは主人公の電車男を伊藤淳史、エルメスを伊東美咲が演じた。05年7月のドラマ放送開始ひと月前には、映画版「電車男」も公開された。そちらは主人公を山田孝之が演じ、実話で青年が「エルメスは中谷美紀)に似てる」としたことから中谷が抜てきされた。

 米国版「電車男」の配役や放送開始時期など、詳細はまだ決まっていない。

 米芸能サイト「デッドライン」は、シャンクマン監督のコメントとして「(脚本家チームの)フィリップとタッカーはこれまで奇抜かつ心温まるテレビドラマの数々を作ってきた。彼らと一緒にこのドラマの仕事を始めることが待ち切れない」と伝えた。