尾木ママ 逮捕されたミスター慶応候補の家庭環境の問題点を指摘「家族が向き合っていない」

2018年10月18日 17時00分

尾木ママが語った

 尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(71)が18日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」に出演。2016年「ミスター慶応」コンテストファイナリストで女子大生暴行の疑いで逮捕された慶応大学経済学部2年の渡辺陽太容疑者(22)の過去に鋭く切り込んだ。

 番組では土木関係の会社を経営している渡辺容疑者の祖父を取材。祖父は「被害者に申し訳ない思い」と女子大生に謝罪するとともに、渡辺容疑者に対して、かばうことなく「厳しい刑罰、懲役を望む」と語った。

 これに対し、尾木ママは「おじいちゃん厳しいこと言ってますけども、よく聞いてると、甘いですね。むちゃくちゃ甘いですよ」と口をとがらせた。

 祖父によると、渡辺容疑者を「おかしな子」と感じ始めたのは中学生のころからだったという。節目で更生のチャンスはあり、海外に留学させるなど環境も変えた。

 しかし、尾木ママは、かえって増長させてしまったと指摘する。

「高校2年生で中退になっているでしょ。それで海外留学。聞こえはいいんですけど、よく調べてみると、日本人ばっかりいる留学先の学校ですからね。そこで甘やかされて今度はニュージーランド。で、留学の実績みたいなのつくって通信制の高校出て、帰国子女枠で慶応に入っていく。ものすごく裏街道というの? 隙間を縫うようにして上手に進んでいる」

 実家は港区元麻布の高級住宅街にあり、裕福な家庭に生まれた。留学も汗水たらして実現させた夢ではなく、尾木ママはその効果を疑問視する。

 尾木ママの目には家族が面倒を嫌い、海外に“放り出した”ようにも映っているようだ。
 
「厳しい状況に一見置かれるんだけど、そこできっちりと家族が向き合ってないですよ。お金があるから、スッと留学させたり。あんなの留学にならないですよ。(更生の機会は)何回もあったと思います。だったら、両親も真剣に向き合ったほうがいいんじゃないかとか、学校の先生と相談しろとか、もうちょっと解決に向かった真剣勝負が欲しかったと思いますね」

 尾木ママは根本的な問題は家庭の教育環境にあるとの見方を示した。