【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】食物アレルギーは突然、発覚する。食リポの多い芸能人にとっては要注意事項だ。

 Take2の東貴博は、なんと桃アレルギーだという。「ある日、桃アレルギーになって、アナフィラキシーショックみたいな状態になったんですよ。その時は花粉のアレルギーが原因なんじゃないかって、お医者さんに言われて。顔がパンパンになって、目の前も見えなくなってくるし、ノドがかゆくて腫れてきて、もう息ができなくなるような。今は桃は食べないんですけど、桃とさくらんぼで出るんですよ」と東は語っている。

 バナナマンの設楽統はどうやら甲殻類に弱いらしい。番組で海生甲殻類のオオグソクムシを食べた時のことだ。「エビとかシャコとかってさ、深海にいるのって食えんじゃん。これも食えるってなって。それで番組でちょっと食ったの。そしたら、ベロからノドからすげぇかゆくなってさ」と大変だった。

 花粉症のアレルギー検査をしたときには、カニアレルギー反応も見られたとか。「俺はカニがすげぇ好きなわけ。とられたくないよね」と残念がっていた。

 オードリーの若林正恭はビールアレルギーだ。芸人との飲み会の帰りにワキと股が猛烈にかゆくなったという。「蚊に刺されたわけじゃないけどなって思って。家に帰って、洗面所でTシャツ脱いだら、もうじんましんだらけ。最初、脂身食べたらたまにあったから、牛肉のアレルギーなのかなって思って。でも牛肉アレルギーだったら、しんどいな、肉好きだからなって思って。いろいろ調べたんだけど、結果が出たらさ、俺、ビール酵母アレルギーなのよ。焼き肉を食う時、ずっとビールじゃん、1杯目だけとかじゃなくて。俺、世の中にあんまりないけど、オリオンビールと、コロナビールにライム落として飲むのが本当に好きだから、本当にショックで…」と肩を落とす。

 アフリカのロケで、カバ肉アレルギーが発覚したのが、千原兄弟の千原せいじだ。弟の千原ジュニアは「エビアレルギーとかそばアレルギーとかありますやん。あいつ、カバアレルギーやってん。普通は食べへんやん。カバの肉があるっていうんで『食べたい!』っていって食べたら、40分後に赤い発疹が全身に出た」と明かしている。 

☆現役放送作家X氏=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。