落語家の林家たい平(53)が16日、東京・豊島区の巣鴨地蔵通り商店街で行われた「高齢者の消費者被害防止」啓発PRイベントに出席した。
政府などが主催するイベントで、たい平は“おばあちゃんの原宿”を練り歩き、振り込め詐欺などの被害防止を訴えた。
詐欺に一番引っかかりそうな人物には「笑点」(日本テレビ系)の司会の春風亭昇太(58)を挙げ、「一人(独身)で暮らしているから」とイジりつつ、詐欺対策に周囲の存在が大事だと説明。その上で昇太が結婚できる可能性は「詐欺にかかる率より低い。結婚詐欺に遭わないように」と話して笑わせた。
落語界では三遊亭円楽(68)が初期の肺がんの手術を受け、12日に仕事復帰。翌13日に都内で行われた「笑点」(日本テレビ系)の収録に参加した。
たい平によれば、13日の収録時に円楽から「最新の機械で(手術)したよ」と報告され、傷口を見せてもらったという。たい平は「収録にニコニコ笑顔で臨んでいた」と円楽の様子を明かし、「ずっとこれから健康でいられると思って安心した」とホッとした表情。
一方、自身の唇の上には、ばんそうこうが貼られていた。たい平は「駅の階段でコケた」と恥ずかしそうに説明した。