元SMAPの草なぎ剛(44)、満島真之介(29)、柄本時生(28)らが12日、都内で行われたアニメ映画「ムタフカズ」初日舞台あいさつに出席した。

 同映画はフランスの漫画が原作の日仏コラボ作品。カラーギャングの抗争や仲間との友情が描かれており、草なぎは主人公・アンジェリーノの日本語吹き替えを担当する。

 冒頭、「とてもいい作品ができちゃったもんで、参ったもんですよね。出演者の思いが詰まった作品で、声からエネルギーがあふれている」と映画をアピール。その後は進行を無視して、アフレコ中にアドリブのラップを披露したという満島と、「チェケチェケチェケラッ、チェケラッチョ!」などと、テンション高めでじゃれ合った。

 その後も2人のじゃれ合いは続き、草なぎが西見祥示郎監督の滑舌の悪さを指摘しようとしてかむと、すかさず満島が「草なぎさんも滑舌悪いですよね!」とツッコミ。さらに真剣に映画の見どころを伝えようとした草なぎに、「草なぎさん、マジメにやらない方がいいっすよ!」と満島がダメ出しした際には、今度は草なぎが「チョリーッ!」と“腹パン”して仲の良さを見せつけた。

 そんな2人をよそに、映画が日・米・英の3か国で同時公開されることがサプライズ発表された。米国版では日本版に字幕をつけて公開されるといい、草なぎらが声優として予期せぬ形で世界進出することが決定した。