12日放送のフジテレビ系「バイキング」は元貴乃花親方(46=元横綱)の政界進出の話題について取り上げた。

 宮崎県知事を務めた東国原英夫(60)は、元貴乃花親方が4日に東京・永田町の議員会館を訪問し、馳浩議員(57)と面会したことについて「この時期にそもそも議員会館に行くかと?」と、大いなる疑問を突きつけた。

 来年参議院選挙が行われることもあり、永田町の電撃訪問で元貴乃花親方の出馬がクローズアップされた。本人は「ありえない」と否定したものの、意に反して騒動は過熱し、もはや火消しができない状態となっている。

 東国原は「気になったのは、後援会の人と一緒に行ったらしいですね。『今行ったら大変なことになるし、誤解を招きますから今は手紙とかメールでやりましょう』『場所をちょっと違うところにしましょうよ』とか『ちょっと落ち着いてから行きませんか?』と進言、アドバイスはなかったのか」と側近の不手際も追及したが、一方で、最大の責任は元貴乃花親方にあると指摘した。

「元親方は非常にまっすぐで不器用で一本気だと言えばそうかもしれないけど、それによって周りを巻き込んで騒がしてしまう。あるいは『迷惑かけるところはかけてしまうな』という冷静な判断ができない方なのかな、というのはちょっと思いましたね」とその“KYぶり”を嘆いた。