麻雀プロリーグ「Mリーグ」が開幕して2週間近くがたち、大きな盛り上がりを見せている。俳優・萩原聖人(47=TEAM RAIDEN/雷電)の参戦が大きな注目ポイントとなっているが、チームメートの美人雀士・黒沢咲プロがその萩原の“素顔”を明かした。

 1日に開幕したMリーグは、10日に都内でパブリックビューイング(PV)を開催。今後、月に2回のペースでPVイベントを行っていく予定で、すでに10月分のチケットは完売している。

 またMリーグを生中継しているインターネット放送「AbemaTV」の麻雀チャンネルも、関係者によれば視聴者は150%増だという。

 参戦している麻雀プロも、Mリーグの広がりを実感している。

 黒沢プロは「麻雀のイメージや認知度が上がっていることが一番うれしいです。今まで私の職業に、まったく興味がなかった方からも声を掛けられるようになりました。通っているマッサージ店の人からも色紙が欲しいと頼まれました。そういう変化を感じます」。

 黒沢プロは、7月にMリーグ参戦のためプロ資格を取った萩原、瀬戸熊直樹プロと同じチーム。昔から萩原のことを知っている黒沢プロは「萩原さんはすごく麻雀に熱心で、最初は怖くて怖くてしようがなかった。あまり人に怒られたことがなかったので、半泣きになりました」とポツリ。

 Mリーグが開幕してからも、対局後に萩原に打ち筋についてガチで怒られることもあったという。

 最近は萩原が不調なこともあり、あまり怒られることはなくなったというが、萩原の麻雀にかける思いは十分に伝わっている。黒沢プロは「最近はもっと言ってほしいと思うようになりました。チームの絆みたいなものはどんどん強くなっています。同志みたいに感じています」。

 萩原がチームメートに怒るのも、本気で初代Mリーグ王者の座を狙っているからだ。