演歌歌手・島津悦子(56)が11日、ニューシングル「長崎しぐれ」を発売したのを記念して東京・日本橋「日本橋 長崎館」で一日店長を務め、同店の特設ステージで新曲発表会を開いた。

 新曲が長崎県を舞台にしていることから、一昨年3月にオープンした長崎県アンテナショップの同店内で発売記念イベントを行うことになったもの。

 多くのファンや買い物客が詰めかける中、島津は「長崎といえばカステラで、私の大好物ですが、子供のころはぜいたく品として、なかなか食べられませんでした。あさっては『サバグルメフェス』が開催され、サバの食べ比べもありますので、ぜひお越しください」と一日店長としてしっかりアピール。新曲「長崎しぐれ」をはじめ、前作シングル「海峡みなと」など5曲を熱唱した。

 鹿児島県出身の島津は「長崎に、初めておじゃましたのが中学校の修学旅行のときです。歌手になってからも長崎には何度も足を運ばせていただいていますが、年齢とともに街並み、場所の雰囲気、味わう気持ちがだんだん変わってきています。そんな長崎を舞台にした今回の新曲『長崎しぐれ』は、長崎の落ち着いたしっとりとした風景が思い浮かぶような作品です」と話した。