夢グループが主催する新形式のコンサートツアー「“夢スター歌謡祭”歌合戦」の第1回公演が東京・江戸川区総合文化センターで行われ、開演前に全出演者が会見を行い、フォークデュオ「ビリーバンバン」(菅原孝=74、菅原進=71)がノリノリのトークを繰り広げた。

「“夢スター歌謡祭”歌合戦」は、昭和を彩った大ヒット曲が数多く聞けると全国で人気を博した「夢のスター歌謡祭」の発展版。総勢24組が登場し、春組と秋組に分かれて観客の採点によって勝敗を決するもので、公演後には出演者たちが観客を見送るという距離感の近いコンサートだ。

 この日、スペシャルゲストとして大トリを務めたビリーバンバンは「白いブランコ~さよならをするために~」「さよなら涙」「また君に恋してる」の3曲を披露。公演前の会見でもトークで注目を独占した。

 2014年には兄・孝が脳出血、弟・進が大腸がんに見舞われ、2人ともに大病からカムバックした。後遺症で車イス生活を余儀なくされた孝は体調を聞かれると「もう最悪。やりたくねーなぁ」とボヤき節で笑いを誘った。

 続けて「俺はね、立派にコロッと逝ってみせる」と話し、進から「勝手に死ぬな!」とツッコまれると「俺はステージの上かカミさんの上で死んでみせる!」と“生涯現役”を誓って爆笑をさらった。